やっぱ親だよなぁ
こんな記事を目にしちゃったので書いてみることに。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061118it13.htm
- 「親が社会のルールを教えていない」(65%)
- 「他人の痛みを思いやることができない」(55%)
- 「親が子どもの悩みを把握できていない」(52%)
- 「教師の指導力や資質に問題がある」(48%)
- 「学校が責任逃れをして問題を隠す」(45%)
ずっと思っていたけど、子どものいないオレが書いてもなぁ……と遠慮していたこと。
自殺事件で、校長や教育委員などが親の前で頭を下げる。親が怒鳴りつける光景。子どもを失った親のやりきれない気持ちはよくわかる。けど、、、どうせ頭を下げるなら、子どもの写真にしろよ!そして、その横で親も一緒に子どもの写真に頭を下げろ!要するに、どちらも揃って子どもに謝れ。「気付いてやれなくてすまなかった」と。
いや、別に親や学校側を責めてるわけじゃない。なんで親と学校側が仇同士みたいになってんのや~!?と言いたいわけ。親と学校は協力し合って子どもの教育に一緒に責任をもっているのが本当じゃないのかな?
ということで、本題。「やっぱ親だよなぁ」と思うことが多い今日この頃。最近、なんでか子どものことばかり考えてるうちに、子どもというものに親近感を覚えてしまったのだ。
オレは子どもがいない(何度も言うな!)。だから「親の愛情」も育ってない。もともと「子ども好き」(だから保育士になったという人って多いよね)な人がいるが、ハッキリ言ってオレは子どもが苦手だった。何でかと言えば、多分だけど…あの純粋なまなざしに耐えられないからだ!
またまた、我がスタンドの話。お客さんの車の窓拭きをする。子どもを助手席や後部座席に乗せたママさん(たまにパパさんだったり)のお客さんも多い。オレたちが窓を拭いてると、大抵の子どもはジッと見つめてくる。目が合うと、どういうわけか愛想笑いをしてしまうオレ。そう、どこかから「子どもを見て可愛いと思えないなんて人間じゃねぇ」みたいな声が聞こえてくるようで、半ば強迫的にひきつった笑い顔を見せてしまう。
思えば、大人になると皆、なるべく目を背けるものだよね。どこかのスタンドに給油に行って、窓拭きしている店員をしげしげと見つめていますか?コンビニとかスーパーに買い物に行ってレジで精算してるとき、ジーっとレジ係の人を見てますか?視線に「意味」を持たせる大人にとっては、やたらと相手をガン見しないでしょ。
でも子どもは違う!自意識の乏しい子どもは、とにかく好奇心たっぷりに直視してくる。まさか子どもに直視されて「なに、ガンとばしてんだよぉ!」と睨みかえすのも変だし、一緒になってジーって見つめかえすのも変だし、結局愛想笑いをするか、たまに(というか、ほとんど)見えてないフリをする。
というように、今までは子どもさんのまなざしがとっても「迷惑」だったのだ。でも、いじめ問題をきっかけに子どものことを考えてたら、何となく子どもに興味を持つようになってきた。単純に「子どもって何考えてんだろう?」という関心。今では結構オレの方から子どもを見ることも。こっちから目を合わせようとするようになってきた。そうしてみると、大人の他人の目を見るよりも楽だと気が付いた。大人の目はあまりにも多くのことを語っているように思えるから疲れる。
そして、まだ小さい子どもだと、遊び心でちょっとした仕草をすると喜んで笑ってくれる(いないいないバーなんてやってないけど)。ただ、あまり子どもと戯れてると、母親に「もしや幼児嗜好!?」なんて危険人物視されかねないけど…。
と、前置きが長くなったが、そこで思ったのは、子どもによってずいぶん性格が違うんだなぁ!ということ(ここでは3歳~6歳くらいまでを主な対象と考えます)。先ほど、オレの仕草とかに笑ってくれると書いたけど、実はみんながみんなそうだというわけじゃないのだ!
子どもをこちらが見つめると、見つめかえす子もいれば、目を背ける子もいる。しかも恥ずかしそうに目を背けたり、中には「なにこのオヤジ、キモっ」みたいな目で見て背けてみたり。こちらが笑うと、嬉しそうに笑いかえしてくる子もいれば、キョトンとした目で見てるだけの子もいる。
明るい子、内気な子、照れ屋の子、大人びた子、怯えるような子、挑発的な態度をとる子、元気すぎる子、冷めたような子、威張った子などなど。
そして、しみじみ思った。子どもの教育、というか躾って、誰が何と言おうとまずは親だよなぁ!と。学校に入るまえから、実に多様な子どもの存在というものがあるのだ。もちろん、学校に通っている子どもだって、学校が終わってからは、友だちや親や兄弟やあるいはひとりきりで相当の長い時間を過ごしているわけだ。
先日、近くの本屋へ立ち寄った。ゲームソフトのコーナーを眺めていたら、親子連れがやってきた。その父親がまた「ヤ」系の人かというくらい恐もてで、声もやたらデカい。そして子どもたちに怒鳴っていた、
「おいこら、お前ら、早く欲しいもん選べや!グズグズしてんじゃね~ぞ!」
って、聞いてたオレがビビッてたくらいだけど、当の子どもたちは全く平気なもんで、父の声など気にも止めない風にケラケラ笑っていた。この子たち、学校ではどうなんだろう。間違ってもいじめられっ子じゃないだろうな。ひょっとしていじめっ子だったりとか…。
兎にも角にも、学校は、実に多様な性格の人間たちの集まる場だということだ。そして、学校だけが教育の場じゃないということだ。そう考えると、アンケート結果は正直な「日常の実感」なんだろうと思う。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント