おとといのNHKクローズアップ現代で「振り込め詐欺」についてやってた。10月から700人態勢でATMなどを警戒していたらしいけど、それでも被害者が後を絶たないというんだから困ったもんだ。
被害に遭ってしまうのは地方に住むお年寄りが多いとか。しかも特別だまされ易い人というわけじゃないとか。犯行グループの巧みさには思わず脱帽しちゃうけど、人間って案外マインドコントロールされ易いみたいだね。
余談だけど、、、オレもうちの後輩くんへのマインドコントロールに結構な確率で成功している。人ってよく気付かないうちに頭に残った音楽のワンフレーズを口ずさんだりすると思うけど、今のわが店のブームはインテルのCM音楽だ。
「セントリーノ、セントリーノ、セントリーノォ~♪♪」
朝、後輩くんが出勤したら、それとなくWebサイトを開いてこの音楽を流し続ける。そうすると…ほぼ一日中、口ずさんでいる!(とはいえ、このオレも同じく口ずさんでるんだけど…)
それはそうと、我々日本人が特にそうなのか(なかでも高齢者の方!?)、それとも他の国でもそうなのかは知らないけど、自分のかわいい息子とか孫とかといった身内のことはどうしたって無条件に信用してしまうもんだ。というか疑いたくないと思うもんだ。
オレにもかわいい甥っ子がいるけど、結構しばらく会わないうちにびっくりするほど大きくなっていたり、声変わりとかしてたりする。もしも突然甥っ子から電話がかかってきて
「お兄ちゃん、久しぶり!○○○だよ」
と言われたら、(おぉ、しばらく会わないうちにずいぶん声も変わって大人になったなぁ…)なんて思ってしまうだろう。(本当に本人か?)なんて疑おうとせず、間違いなく「好意的」に受け止めるはずだ!
要は、犯行グループはそういう人の情につけこんでくるわけだよな!
そういうところが許せないけど!!
で、いくら「だまされないように!」と注意喚起しても、そんな我々の情を否定するような訴えかけはあまり効果がないだろう。なんか、、、「自分以外はまず疑ってかかれ!」なんてのが常識となる世の中ってさびしい、、、
だから、電話を受けた時点で食い止めようという試みは、やることは必要だと思うけど現実には効果がうすい気がする。
振り込め詐欺という犯罪全体の流れのなかで、じゃあどこでどういう対策が有効なんだろう??
1.リーダー格が手下を「闇サイト」などで集めるところ。闇サイトを四六時中監視し、警察が潜入捜査をする。 ……これでリーダー格までたどり着くのは難しいらしい。お互いに名前も素性もぜんぜんわからない組織形態をとるそうだから。手下が捕まったら「トカゲのしっぽ切り」のようにすぐに切り捨ててしまうということだ。
2.ターゲットとなるお金持ち(?)の人物リスト、個人情報が流出しないようにする。 ……これも難しそうだ。
3.だまされて振り込みに行くところで食い止める。銀行窓口やATM、コンビニATM。 ……被害者によれば、「そのとき」はとにかく完全に思い込んでしまっているのでいくら行員や警察官に注意を受けても「自分だけは大丈夫だ」とはねのけてしまうという。
上述のように、マインドコントロールされるのは仕方ないと思うしかない。
4.振り込まれた現金を引き出すところを押さえる。 ……やっぱ、ここしかないかなぁ。なんとか「本人確認」の手段を厳格にし、第三者が容易に引き出せないような技術を開発することは難しいだろうか!?できたとしても口座を作るとき面倒かもしれないけど、、、
要するに、犯人たちを捕まえるんじゃなく、引き出し(や振り替えなど)を不可能にして犯行そのものをあきらめさせるってことだけど、、、これも現実的じゃないかもね。
それにしても、日本の警察ってもっとすごいのかと思ったら、意外とダメなのかな?だって、番組で偉い人が言うの聞いてたら、結局「いまのところ、これといった有効な手だてがない」という話みたいだし。警察からの要望としては、「携帯電話の通話履歴をもう少し長く残せるようにして欲しい」って、キモはそこか!!
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